兵庫県都市木造・木質化普及のための建築研修会 第2回
「木質構造の可能性と課題」
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、延期しておりましたが
下記の通り開催いたします。
都市部における県産材利用促進には、都市木造の普及が重要です。このため、兵庫県では、平成31年1月に建て替えられた「兵庫県林業会館」を、防火地域における木造・木質化の先駆的モデルとして普及しています。
現在、建築基準法改正や森林環境譲与税など、都市木造・木質化を具現化していくための社会的条件が揃いつつあります。そこで、兵庫県では、県産木材を用いた木造・木質化のための設計者、施工者、建築主向け研修会を開催してきました。
今回は、兵庫県林業会館建替の事業監理に携わり、以前より木質ハイブリット構造や木造にも取り組まれている金箱氏をお招きし、木質構造の可能性や設計時や発注の際の留意点などについてご講演いただきます。
講師:金箱 温春氏(金箱構造設計事務所代表取締役、東京工業大学特定教授)
プロフィール:
1975年東京工業大学工学部建築学科卒業、1977年同大学大学院総合理工学研究科修了後、
1977年横山建築構造設計事務所を経て、1992年金箱構造設計事務所設立。
2008年博士(工学)取得し、2011~2015年 日本建築構造技術者協会会長を務め、現在、金箱構造設計事務所代表取締役、東京工業大学特定教授。主な構造設計担当作品は、京都駅ビル、兵庫県立美術館、青森県立美術館、昭和記念公園花みどり文化センターなどである。主な受賞は、JSCA賞(1998年)、松井源吾賞(2005年)、北海道建築賞(2006年)、JIA環境建築賞(2008年)、日本建築学会作品選奨(2009、2010年)、BCS賞(2010年、2012年~2015年)、日本建築学会賞(2016年)などである。また、主な著作に「構造計画の原理と実践、力学・素材・構造デザイン」(共著)、建築家の講義「サンチャゴ・カラトラバ」(翻訳)、見えない震災(共著)がある。兵庫県都市木造建築支援協議会(旧兵庫県林業会館新築工事建築実証協議会)委員。
日時:令和2年11月12日(火)13:30~15:00(受付開始:13時~)
オンライン開催(ZOOM使用)
定員:50名(先着順) 参加費:無料(要申込)
対象:建築設計、施工者、行政営繕担当者等 など
主催:兵庫県
申込:11月9日(月)までに、申込フォーム:https://forms.gle/YLiSWKBve6cNwkLt6からお申込みいただくか、
お名前、ご所属、連絡先(e-mail,tel)をinfo@hyougo-clt.comまでご連絡ください。
※接続台数に上限があるため、接続されるデバイス1基ごとにお申込みいただきますよう、お願いいたします。
問い合わせ先:兵庫県木材業協同組合連合会
事務局(兵庫県都市木造建築支援協議会)
株式会社地域計画建築研究所(アルパック)大阪事務所 内
担当:中川、三浦、益戸
E-mail: info@hyougo-clt.com
Tel: 06-6205-3600 Fax: 06-6205-3601(電話での問い合わせは平日9時30分~18時まで)